さやぽ降臨@山本サヤカオフィ

■ ひまわりの詩No.24 DATE:2005/05/09(Mon) 21:14
name:山本サヤカ


人間はどんな状況であっても、変わろうという思いがあれば変わることができる。私が「ひまわりの詩」を読み終えて、まず感じたこと。そして、とてもとても惹かれた詞があった。それは『強くなることが大切なのではない。強くあろうと願い続けることが大切なのだ。』私はずっと「強くなりたい。こんな弱いままじゃだめなんだ。もっと強くなれるように頑張ろう。」そう思うことが何度もあった。でもこの詞と出会って、強くなろうということは、格好わるいことじゃなくて、その想いを持っているからこそ前向きに生きれたり、次のステップを踏めていけるのかも知れない。そう感じた。人は誰もが強いわけじゃないんだ、強くなりたい、そう願う人はきっとたくさんいるはず。強いから格好良いとか、弱いから格好悪いなんてことは全然ない。強くなりたい!そう想える心が大切。きっとその想いがあるからこそ、今の自分がいて、今を生きているんだと思う。そして家族や友達、仲間。その人達がいて、支えられて支え合ったりできる。時には喧嘩をしたり言い合いだってする。で
もお互いを思いやる心、助け合う心があるから楽しいことも辛いことも共に歩んで乗り越えていける。そして愛する人がいて、笑ったり、泣いたり、自分のありのままを見せることができる。「ひまわりの詩」を読んで、自然と涙が溢れた。胸が痛くなったり、哀しいけど温かかったり、この小説の中には様々な感情を受けることが出来る。とても素晴らしい作品です。表紙には向日葵の画が描かれている。その画の中から、太陽のエネルギーを受けて生きている向日葵の温かさを感じる。私も人や自然のエネルギーを感じながら生きているのだと思った。