さやぽ降臨@山本サヤカオフィ

■ 草笛と雲の峰


この曲を聴いたとき、一言で「懐かしい雰囲気」の曲だと感じた。歌詞を見ても、共感出来る部分が幾つかあり、一番はやはり故郷を思い出した。小学生の頃、ランドセルをかついで、道端に落ちてる空き缶や道端に咲いている花を使って遊んだこと。歌詞の中にも「道端で拾った枝を振りまわし」とあるように、枝とか草とか、とにかく落ちてるそこらにあるものを使って遊んでいた。だから、レコーディングでこのフレーズを歌っているときは自然と頬笑んでいたと思う。それに、好きな子がいて、その子の前で目立ちたいというか…わざとイジワルしちゃったり、そっけない態度とっちゃったり。そういう淡い恋っていうのかな…そこまで大人びてなくて、なんか可愛らしいなって思った。そして何より、懐かしいと。この歌を聴いてくれた皆に、自分の幼いときのことや上京してきた人は故郷に住んでいた時のこととか思い出して温かい気持ちになってほしい。この歌は今回のミニアルバムの中で多分、一番「昭和」の世界観を持った作品になったと思います。


山本サヤカDATE:2005/09/18(Sun) 23:47 No.47