さやぽ降臨@山本サヤカオフィ

■ 牡丹雪の降る街


12月7日に私のファーストシングル「牡丹雪の降る街」が発売されました。もうみなさん聴いてくれました?この曲は、秋にレコーディングをして、ライブでも数回歌っていて、発売の日を楽しみにしていました。今回、シングルは3曲入りになっています。どの曲をメイン曲にしようか迷ったくらい、3曲とも個性の強い作品になりました。今回も、シングルを制作するにあたってプロデューサーである、D.A.I氏と曲の雰囲気など話し合いながら進めていき、レコーディングは心地よく終えることが出来ました。感情も自然に表現出来て、等身大の山本サヤカを表現出来たと思っています。

そして、今回は歌詞が物語になっていますと。「牡丹雪の降る街」と「星空の下の時計台」が二つ合わせて一つの物語になっています。まず、「星空の下の時計台」はクリスマス・イブに、彼女が好きだった彼に告白をしようと時計台の下で待ち続けている。だけど、午前0時を過ぎても彼は現れない。その空には綺麗な星が降ってくるように輝いていた。そんな切ないストーリー。その続きの話が「牡丹雪の降る街」になっていて、その彼から突然、手紙が送られてきた。知らない街から…。「さよなら」さえも言えなかった女の子のもどかしい気持ちと、彼が知らない街へ行ってしまった寂しさ。歌詞の中にある「忘れ去られた約束の広場」は「星空の下の時計台」にある待ち合わせの場所「時計台」のこと。こんな物語も感じながら聴いてもらえると嬉しいです。

「雪山の白い使い」は、とても可愛らしい歌詞で、私自身この曲が実は一番気にいっています。特に気に入っている歌詞は、「授業の途中 右斜め前 寝てる君めがけて投げた。」なんか小学生の頃を思い出しました(笑)。小学校の頃は、好きな子に対して恥ずかしくて、その子と目が合うだけで舞い上がったり…好きな子にちょっかい出して、イジワルしちゃったり。そういうシーンが浮かんできて、懐かしさと共に微笑ましくて、可愛いなぁ…って。多分、そういう経験みんな一度はしてるんじゃないかな??過去でも現在でも。
そんなとても愛らしい曲です。こうやって今曲を聞きながら書いていても、思い出して微笑んでしまいます(笑)クリスマスも近いので、牡丹雪の降る街を聞いて、もっと冬の季節を感じてほしいと思います。


山本サヤカDATE:2005/12/11(Sun) 13:59 No.67